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2008年 09月 17日
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※ コレステロール値は高くてもよい!
血中コレステロールが多いと、動脈硬化を起こしたり、ひいては、脳卒中、心臓病など血管病変を誘発するので、「コレステロールは悪者」というイメージが強い。
しかし、コレステロールは私達人間の60兆個の細胞膜の成分でもあるし、胆汁や性ホルモン、ストレスに対抗するステロイドホルモンの原料にもなっています。
フィンランドで、高コレステロール血症を持った1200人の実業家を対象にした調査研究の結果があります。
高コレステロール血症で、コレステロール値を食事療法と薬を使って下げたAグループと、下げる手段を何も講じなかったBグループとを比べてみたら、
10~15年後の心筋梗塞の発症率や死亡率は、ともにAグループの方が高かったという結果が出ました。
米国の南カリフォルニア大学での研究でも、食事でコレステロール摂取を制限した人の60%は動脈硬化が更に促進し、改善例は3%しかなかったという。
又、薬剤を使って血中コレステロールを下げた人の内40%は、やはり動脈硬化が悪化したという結果も出ています。
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