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2011年 10月 31日
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6、 汗の異常:多汗症
※ 多汗症の裏に隠れている病気
● 更年期障害
更年期障害の症状で、汗をパッとかいて直にひくということがあります。更年期によって、発汗を抑制するホルモンであるエストロゲンの分泌が低下するとみられています。
● 甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症になると甲状腺ホルモンが増加し、基礎代謝が高まり、汗をたくさんかきます。
甲状腺機能亢進症とは...甲状腺から甲状腺ホルモンがたくさん 出過ぎる為、全身の細胞
の新陳代謝が異常に高まる病気です。
● 褐色細胞腫
副腎腫瘍の一種である褐色細胞腫になると、アドレナリンが大量に分泌されるので、代謝を高める為に多汗になることがあります。
褐色細胞腫とは...副腎は、外側を取り巻く皮質とその内側にある髄質に分かれています。
褐色細胞腫は、副腎髄質あるいは脊髄に沿った交感神経節細胞に
できる腫瘍です。腫瘍からは、カテコールアミンというホルモンが分泌
され、このホルモンの作用で様々な症状が現れます。
その一つが発汗です。
このように、汗の異常で分かる体の変化もあります。汗は、体のシグナルといえるでしょう!
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