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※ 消化器の病気Ⅳ
☆ 下痢
下痢とは便に含まれる水分量が異常に多く、液状のまま排泄される状態の事です。下痢は、ウイルス性、細菌性腸炎、胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎などの一症状として現れます。
この場合は、発熱、悪寒、嘔吐などの全身症状も伴い、激しい下痢ですが一過性です。先ず病気の治療が必要です。
また、中年以降に下痢がダラダラ続く様なら、腸管に癌が発生している可能性もあります。高脂肪食や大量の飲酒の後に下痢が起き易い場合は、膵炎か胆石が疑われます。
冷たい飲食物や消化の悪い食品、蛋白質や脂肪分を一度゜に大量に摂ると下痢をする事があります。これは消化性下痢といわれる物で、消化のよい物を、少しずつユックリと食べる様にすると治ります。
一般に下痢をし易いという場合は、自律神経の失調、特に副交感神経の過敏による事が殆んどです。つまり過敏性(大)腸症候群です。先ず精神的なストレスの原因を取り除き、腸を刺激する食品を避けるようにしましょう。
特定の食品を食べると下痢をする場合もあります。これはアレルギーによって起こる物です。注意していれば、下痢を起す食品を特定できるようになりますので、その食品を避けるようにしましょう。
☆ 下痢に効く栄養成分は
ビフィズス菌など乳酸菌に含まれる成分、カテキン、EPA=(潰瘍性大腸炎の場合)。