カイロパパの日記
2012-08-09T20:49:47+09:00
kairopapa
カイロパパの仕事の事、日常生活
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四季折々の過ごし方
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1、養生の基本
(1) 養生法の3つの原則
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(2) 『五行説』
④ 金の特性
金は従華(じゅうかく)と呼ばれ、従華とは変革、改まる、更には引き締める、厳しいという意味です。固い金属は人工的に加工され、その形状が変化するところよりきています。
また、金は最も固く、植物の実の結実に似ています。実とは枯れる手前、生命の落日であり、次の世代に代わる時期でもあります。
ここから季節は秋、悲しむ、泣くが金に属されました。また、日本では清楚や清潔というイメージがある白ですが、中国では悲しみの色に相当する為、白は金に属するのです。
五臓では 『肺』 が金に属します。
⑤ 水の特性
水は潤下(じゅんか)と呼ばれ、水分が下向きに流れる、閉じ込められる、冷たいなどを意味しています。
季節は冬で生命が暗黒の土に隠れ萌芽を待つ時期、いわば生命が宿る時でもあります。人体では 『腎』 は水に属します。
腎は生命力の源泉を宿し、水分を調整する臓器なので属されました。
≪長(ちょうか)夏≫
長夏とは日本の四季には有りませんが、中国では夏と秋の間に長夏(ちょうか)という季節があります。他の季節より短い期間で、日本の土用の前後に相当するといわれています。
五行の配当表
木 火 土 金 水
臓 肝 心 脾 肺 腎
腑 胆 小腸 胃 大腸 膀胱
感情 怒 喜 思 悲 恐
季節 春 夏 長夏 秋 冬
色 青 赤 黄 白 黒
これら五行はそれぞれ独立してあるのではなく、互いに関係して存在しています。良い影響を相手に与えたり相手から与えられるもので、働きを高めたり作用を生み出すような促進関係です。
これを 『相生(そうせい)関係』 といい、逆に相手から働きを抑えられたりする関係を 『相克(そうこく)関係』と呼びます。]]>
四季折々の過ごし方
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1、養生の基本
(1) 養生法の3つの原則
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(2) 『五行説』
① 木の特性
木の枝を想像してみて下さい。木はよく曲がり、よく伸びるような事物を表わしています。更に生命の始まり、発展、成長、朝なども意味しています。
色は青、季節は春。生命の青い芽が出ていく、清々しいイメージです。また、医学領域では 『肝』 が木に属されます。
これは、肝には体を伸びやかにする、病気に成ると風のように揺らぐなどの性質を木の姿に象徴させたのです。
② 火の特性
火は赤い、温かい、炎上などをイメージします。ここから、繁盛、熱、上昇などの性質を持つものを火に属するとします。夏、熱、汗がこの火に属されます。
中国の結婚式では花嫁は赤い花や衣服をまとい、赤色の御祝儀袋が使用されます。赤はおめでたい色であり、喜、笑などの象徴でもあるのです。
また、医学領域では 『心』 が火に属されます。熱い赤き血が宿る場所と考えられており、生を象徴する臓器だからです。
③ 土の特性
土はカショクと呼ばれ、カショクとは養い育てる、稼ぎ、収穫の意味です。湿った土地こそが食べ物を育てることから来ています。
中国の広大な土地は黄色であり、生活の中心です。その為、黄色は土に属されています。
人体では体の中央に位置し、消化吸収によって土地のように生命を養い育てる 『脾』 が属されました。季節は万物を実のらせる長夏(ちょうか)です。]]>
四季折々の過ごし方
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1、養生の基本
(1) 養生法の3つの原則
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(2) 『五行説』
東洋医学の基本と成る考え方に 『五行説』 があります。古代では全てのものが 『気』 の働きによってできていると考えられていました。気は常に流動していて、一ヶ所に止まることを知りません。
『五行』 の五とは、気の五つのあり様を指し、行とは 『巡る』 という意味を表します。つまり、この世界を五つの要素に分け、その相互関係の中で全ての事象を説明しようとしたのです。
その五つの基本要素は、生活に馴染みが深かった木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)の5つの物質名で呼ばれています。
全てのものはその性質を調べていくと、この五つの要素のどれかの特性・類似性を備えていると考えられました。
例えば、“太陽ー血液ー火” の中には赤色という色彩が共通しています。ここに注目し、その代表的な性格を見つけ、
“木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)” の5つに分け、関係を説いたものを 『五行説』 といいます。]]>
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1、養生の基本
(1) 養生法の3つの原則
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五臓の働き
『肝』 は疏泄(そせつ)を司り、血を貯蔵する
『疏泄』 とは流れや発散という意味で、気血の流れを円滑にするという働きを指します。血の貯蔵とは、体内を循環してきた血を貯めて全身の血量を調節する働きをするのです。
『心』 は血脈・神を司る
『神』 とは精神活動を指します。『胸がいっぱいになる』、『胸が痛い』、『心苦しい』 などの気持ちの状態を表現するものです。また、血液循環(血脈)の働きを受け持ちます。
『脾』 は運化(うんか)・昇清(しょうせい)を司る
『運化』 とは栄養を吸収して血や津液を作り全身に送ります。『昇清』 とは運化のうちで特に肺や心などの体内の上の方へ栄養を運ぶという意味です。
『肺』 は宣発(せんぱつ)・粛降(しゅくこう)を司る
宣発とは気や津液を全身に発散させたり、体内の内部から外部へ気の発散(汗をかくなど)をさせます。粛降とは酸素や栄養を体の下方へ送り出すということを指します。
『腎』 は水を司り、精(せい)を貯蔵する
『精』 とは生命活動を支える根元の物質を指します。これには両親から受け継いだ生まれつきの精と食べ物から取り込んだ精があります。また、津液の代謝を調節する働きがあり、不要な津液は膀胱へ有用な津液は再吸収されます。]]>
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1、養生の基本
(1) 養生法の3つの原則
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● 『陰陽』
体の内外、お腹側と背中側、内臓(五臓と六腑)などは、陰と陽という一対のものから成り立っていると考えられています。
陰は静的なイメージ、陽は動的なイメージというように相反する性質を持ち、2つがどちらかに偏ることなく、バランスを保っていると、健康体を維持することが出来ると考えられています。
● 『五臓六腑』
東洋医学では、人体の生理作用は五臓六腑といわれる内臓器を中心に行われています。五臓とは 『肝』 『心』 『脾』 『肺』 『腎』 の総称です。
六腑とは 『胆』 『小腸』 『胃』 『大腸』 『膀胱』 『三焦(さんしょう)』 の総称です。
五臓六腑の働きを大まかにいうと、『五臓』 は栄養を基に気・血・水(津液)を作って貯えるところ、『六腑』は食べ物から栄養素を消化吸収するところとされています。
私達が毎日健康に生きていく為には、呼吸、消化吸収、血液循環、新陳代謝、心の働きなど、様々な生理機能が正常に働くことが必要です。
古代中国人は、この生命を支える生理機能を大きく 5つのグループに分け、それを 『肝』 『心』 『脾』 『肺』 『腎』 という5つの営みと捉えました。
つまり 『五臓』 とは、個々の臓器を指すのではなく、1つのまとまりを持った生体の働きを指すのです。
例えば、ほぼ呼吸器系の機能に相当するのが肺の機能です。
西洋医学では解剖学をベースにした肺臓という臓器のことを指しますが...
東洋医学でいう肺は、鼻、咽頭、気管、気管支、肺胞、更に皮膚呼吸を加えた皮膚、毛穴、それに汗腺など、呼吸に必要な全ての器官を指します。
このように、五臓の 『肝』 『心』 『脾』 『肺』 『腎』 は西洋医学の肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓と同じ名前であっても違う捉え方をするので注意をしましょう。
また、五臓は各器官が互いに協力し合って機能し、五臓六腑もそれぞれが単独に機能するものではなく、対応する臓と腑が協力し合って機能します。
対応するのは、肝と胆、心と小腸、脾と胃、肺と大腸、腎と膀胱です。それぞれが一定の関係で経絡(けいらく)で繋がっています。
六腑の三焦は気や津液の通路で、気化作用が行われる場所でもあります。
その為、ある1つの臓腑の働きが悪くなると、関連する別の臓腑の調子が悪くなりやすいのです。]]>
四季折々の過ごし方
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2012-07-02T15:39:29+09:00
2012-07-02T15:18:31+09:00
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1、養生の基本
(1) 養生法の3つの原則
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東洋医学では、体の中の 『気』 ・ 『血』 ・ 『水または津液(しんえき)』 の補充と代謝、 『陰陽(寒熱)』 のバランス、 『五臓六腑』 の働きの3つが健康のバロメーターとされています。
もし、これらに異常があれば、軽度のうちに正常に戻すのが、養生の目的です。養生は3つの原則に従って実践されます。
● 『気』 ・ 『血』 ・ 『水または津液(しんえき)』
『気』 ・ 『血』 ・ 『水または津液(しんえき)』 は、人体を造ったり、活動させる為の基礎的な物質とされています。
これらが不足していたり、或いは代謝が悪かったりすると、病気になりやすくなります。]]>
なが~~~ぃ事投稿できずに申し訳ありません
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2012-06-27T16:53:00+09:00
2012-06-27T16:53:48+09:00
2012-06-27T16:53:10+09:00
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今回は~四季折々の暮らし方~春の養生に付いて記述してみたいと思います。
1、養生の基本
西洋医学では、血圧、血糖値などに関して、正常とされる数値はあっても、その数値を保つ為に、具体的に何を食べ、
どのような生活をすれば良いかといった指針は、はっきりと示されていません。では、東洋医学においてはどうでしょう。
東洋医学では、治療と同じくらい、或いは治療以上に、病気の予防が重視されています。
『未病』 という概念があり、病気になる前に対応することが大切と考えられています。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、過労、不規則な生活、浅い呼吸など、私達の自然治癒力を衰えさせる要因は、
生活の至るところにあります。少し油断すると、すぐに体内のバランスが悪くなり 『未病』 に陥ります。
治療が必要にならないよう、普段の食事や運動、生活の仕方に注意し、予防をする、これを 『養生』 といいます。
東洋医学では、その為の方法も確りと確立されているのです。また、食事に付いての養生のことを 『食養生』 といいます。
養生の要は、生活のリズムと食生活、それに運動です。今回は養生の基本と、春に起こる病気の原因及び食養生に付いて学んでいきましょう。]]>
漢方医学の基礎知識
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2012-05-26T01:43:00+09:00
2012-05-26T01:43:20+09:00
2012-05-26T01:42:42+09:00
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漢方薬 QA
Q 漢方薬はなぜ食前、食間の服用なの?
A 食前または食間に漢方薬を服用するのは、胃の中が空の時に服用すれば、吸収が良い
ことと、その後に食事を取れば、胃への刺激も緩和されるなどの理由からです。
Q 漢方薬は長く飲まないと効果がないの?
どれくらい飲み続ければ良いの?
A 病気の種類や軽重によって早く効くのもあれば、長く掛かるものもあります。特に漢方薬
だから長く飲まないと効かないとは一概に言えません。
例えば、食べ過ぎや飲み過ぎによる一過性の胃腸症状や軽い風邪などの急性病では、
処方が合えば一服で効果が現れる場合もあります。
一方、慢性的に経過する病気や生活習慣病では、長期間服用して初めて効果が現れる
場合もあります。
効果が現れるまでの期間は病気や症状によっても異なりますが、1ヶ月服用しても
思わしくない時は、医師や薬剤師に相談しましょう。]]>
漢方医学の基礎知識
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2012-05-19T01:06:00+09:00
2012-05-19T01:06:41+09:00
2012-05-19T01:06:10+09:00
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漢方薬Q&A
Q 漢方薬を他の薬(西洋薬または他の漢方薬)
と併用しても良い?
A 漢方薬は、本来、漢方医学の症状を基にした処方によって使用されるもので、病名によって使用される西洋薬とは使われ方が異なります。
しかし、西洋薬と漢方薬は対立する薬ではなく、両者の長所を生かし、より優れた治療効果が得られる組み合わせも存在します。
例えば、糖尿病治療の場合、血糖値を下げる西洋薬と末梢神経障害などの不快な症状を改善する漢方薬を併用することで...
より効果的な治療ができます。詳しくは、医師または薬剤師に確認しましょう。
Q 中国のお土産でもらった
漢方薬を飲んでも大丈夫?
A 中国など海外で買ったり、お土産としてもらったりした 『漢方』 という名前の商品の中には、漢方医学や中医学に基づいていないものも多くあります。
また、日本では禁止されてる成分が入っていたり、生薬 (漢方の原料) 以外の成分入っていることもあり...
安易に利用すると体調を崩したり、予期せぬ症状などが出たりすることがあります。事前に医師や薬剤師に相談した方が良いでしょう。
漢方薬の処方は、証の診立てが命です。本来、漢方医学を得意とする医師がきちんと証を見極め、漢方薬を処方するのが一番です。
証を無視して漢方薬を服用することは、病名も分からないのに適当に薬を飲むようなものです。証と漢方薬は鍵と鍵穴のような関係といえるでしょう。]]>
漢方医学の基礎知識
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2012-05-17T20:45:00+09:00
2012-05-17T22:45:04+09:00
2012-05-17T17:38:48+09:00
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漢方薬Q&A
Q 漢方薬にはどのような種類があるのか?
A、漢方薬といえば、まず思い浮かべるのが煎じ薬です。これは湯剤といって、土瓶などに生薬と水を入れ、加熱して生薬の成分を抽出したものです。
この他に、散剤 (生薬を粉末にして混合したもの)、丸薬 (生薬を粉末にしたものに蜂蜜などを加えて丸く固めたもの)などが昔からあります。
エキス剤は湯剤・散剤・丸剤として服用されていたものからエキス分を抽出し、水分を蒸発させ乾燥エキスとして、西洋薬と同じように錠剤、散薬、カプセル剤などに加工したものです。
Q 漢方薬には副作用があるの?
A 漢方薬は、一般的に効き目が穏やかなものが多く、副作用が少ないとされています。正しく証を診断し、定められた処方と服用を守れば、副作用の心配は無いでしょう。
但し、服用方法を誤れば、症状が悪化したり、発疹や胃腸障害を起こしたりするなど副作用があります。
これは、薬の種類や体質によって、副作用の発生頻度や種類、程度は異なってきます。
薬を飲んだ後、病状の悪化、体調に違和感を覚えた場合には服用を中止し、直ちに医師や薬剤師に相談しましょう。
また、妊娠中の方が服用する際は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。]]>
漢方医学の基礎知識
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2012-05-13T00:17:00+09:00
2012-05-13T00:17:12+09:00
2012-05-13T00:16:34+09:00
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3 漢方薬の力
コラム 『食養生』 のススメ
食材には体を温める性質 (温熱性) のもの、体を冷やす (寒涼性) のものが有り、長年の経験により分類されています。
温熱性の食材は、寒い土地や時季に採れるものが多く、寒涼性の食材は、主に暖かい土地や時季に採れる物が多いといわれています。
そして、その中間に位置して、温めも冷やしもしない性質の食材を 『平性』 といいます。
冷え性の人は 『温熱性』 の食材を中心に摂ることが効果的だといわれています。
また、寒涼性の食材を使用する場合は、温熱性の食材と組み合わせたり、加熱調理したりすることにより、寒涼の性質を弱めることができます。
反対に、体の熱っぽい症状には寒涼性の食材を摂ることで熱を収めるとよいでしょう。それぞれの症状に合わせて、バランスよく食べることが健康のコツです。
自然属性
寒性・涼性 = 牡蠣、ナス、大根、ホウレン草、キュウリ、トマト、ゴボウ、スイカなど。
〔効 能〕 = 体を冷やす 〔陰性食材〕
平性 = 鶏卵、豚肉、キャベツ、大豆、ジャガイモ、シイタケ、リンゴ、ビワなど。
温性・熱性 = 鶏肉、牛肉、エビ、アジ・イワシ・マグロ、ネギ、人参、サクランボ、桃など。
〔効 能〕 = 体を温める 〔陽性食材〕]]>
漢方医学の基礎知識
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2012-05-09T22:30:00+09:00
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2012-05-09T22:30:19+09:00
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3、漢方薬の力
(じょうやく) (ちゅうやく) (げやく)
(3) 上薬 中薬 下薬
生薬は、その性質に基づいて上薬、中薬、下薬の3つに分類されています。
生薬の配合は、上薬を中心に、中・下薬を定められた比率で組み合わせて行われます。
<上薬>
命を養うような生薬であり、即効性は無いが、副作用もほとんどない。毎日摂取することで体の治癒力を高め、別の薬の副作用を軽減したりするもの。
主な生薬 : 人参(にんじん)、甘草(かんぞう)、菊花(きくか)、五味子(ごみし)など。
<中薬>
比較的穏やかな作用で、新陳代謝を活性化したり、精を養ったりするもの。
即効性もある程度期待できる生薬。大量に服薬しなければ、副作用も無く薬効を期待できる。
主な生薬 : 柴胡(さいこ)、葛根(かっこん)、麻帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)など。
<下薬>
作用は極めて強く、しばしば副作用を伴うもの。正しく使えば病気を治す効果が優れているが、摂取量や摂取期間に注意が必要。
主な生薬 : 大黄(だいおう)、附子(ぶし)、半夏(はんげ)、桔梗(ききょう)、
黄柏(おおばく)など。]]>
漢方医学の基礎知識
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3、漢方薬の力
(2) 漢方薬ってどんなもの?
漢方薬は、漢方医学に基づいて処方される薬のことで、生薬を原料としています。
生薬というのは、自然界にある動植物のうち、植物の葉・花・つぼみ・茎・枝・根、また鉱物や昆虫など、長い経験の中で効き目があるとされた物質を利用しやすく、保存や運搬にも便利な形に加工したもののことです。
例えば、動物由来の原料は、生のままでなく、蒸したり、塩水に浸して干したり乾燥させ、砕いたり、挽いたりしてしています。
西洋医学で使用されている医薬品と漢方医学で使用されている漢方薬は、元々は同じ天然の草木類を利用していました。
しかし、西洋医学では生薬に含まれる有効成分だけを抽出して、精製、純化することに成功し、少ない量で効能を得ることを可能にしたのです。
更に、成分を科学的に人工合成できるようになり、量産化や均質化が可能になり、現在では生薬を使うことはほとんどなくなりました。
医薬品は、有効成分が単一で、切れ味が鋭く、即効性がある為、感染症の菌を殺す、熱や痛みをとる、血圧を下げるといった1つの症状や病気に対する直接的な治療に適しています。
一方の漢方医学では、生薬を複合して用いることを伝統的に守り続けています。生薬は成分数が段違いに多く、薬効成分以外のものも含まれ、薬理作用が複雑多彩です。
長い歴史の中で、それらの処方を様々な試みとして繰り返し、優れた処方のみが残されているのが特徴です。
幾つもの生薬を組み合わせて作られた薬で、慢性的な病気や全身的な病気の治療など、複雑・多彩な症状に効果を発揮します。
● 生薬の例
植物 クズの根(葛根(かっこん)、ショウガの根茎(生姜(しょうきょう)、
アンズの種子(杏仁(きょうにん)、シャクヤクの根(芍薬(しゃくやく)、
コガネバナの根(黄ごん(おうごん)、ハトムギの種子(よくいにん)、
シソの葉(蘇葉(そよう)...など
動物 鹿の角(鹿茸(ろくじょう)、カキの貝殻(牡蠣(ぼれい)、
牛の胆嚢にできた結石(牛黄(ごおう)...など
鉱物 含水硫酸カルシウム(石膏(せっこう)、炭酸カルシウム(竜骨(りゅうこつ)、
硫酸ナトリウム(ボウ硝(ぼうしょう)...など
茸類 サルノコシカケ科マツホド(ふくりょう)、
サルノコシカケ科チョレイマイタケ(きょれい)...など
漢方薬は、これらの生薬を単独で使うことはあまりなく、2種類以上の生薬を組み合わせて調合したものが使われます。]]>
漢方医学の基礎知識
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2012-04-28T15:25:00+09:00
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3、漢方薬の力
(1) 漢方医学の治療とは?
漢方医学の治療は、症状を解消する 『標治(ひょうち)』 と根本的な体質改善をする 『本治(ほんち)』 に大きく分かれています。
例えば、花粉症の患者に対して、鼻水を止める処方を使う場合は 『標治』 であり、また、『標治』 と 『本治』を同時に考えて処方する場合を 『標本同治(ひょうほんどうち)』 といいます。
この2つは車の両輪に例えられ、どちらも重要で、かかすことの出来ない治療法です。
また、漢方医学には 『補(ほ)』 『瀉(しゃ)』 という治療概念があります。
『補』 は、虚証や陰証のような虚弱体質で体が冷えるような人に行われる処方を指し、体を温めたり、足りない栄養などを補ったりする治療法です。
『瀉』 は、実証や陽証のようなエネルギー過剰の人に行われる処方を指し、体の過剰なものを外へ出す治療法です。]]>
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2012-04-26T17:29:00+09:00
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2012-04-26T17:29:31+09:00
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≪2、『証』 を知る診察法≫
(2) 4つの診察法
~~~~~~~~~~~~~~
【切診】
≪腹診≫
特定の場所を押さえてみて、抵抗感や痛み、コリがないかどうか確認します。腹部の場所によって、次のような幾つか特徴的な症状がみられます。
(いないていすい)
胃内停水....みぞおちの辺りを軽く叩いて、ホチャホチャと音がする場合、
水毒が考えられる。
(きょうきょうくまん)
胸脇苦満....両脇の肋骨の下からみぞおちにかけて、張りやつかえ感があり、
押すと痛みや抵抗がみられる場合、喘息、肝臓や胆道の
病気が考えられる。
(しょうふくふじん)
小腹不仁....下腹部に触れると、腹部の筋肉が弱く、押すと柔らかく凹む場合、
虚証と考えられる。足腰の弱い人、高齢者になられる。
(しんかひこう)
心下ヒ鞭....みぞおちの部分につかえた感じがあり、押すと痛みや反射的な
抵抗がある場合、消化器の病気が考えられる。
(しょうふくこうまん)
小腹硬満....下腹部、特に臍の下部が硬く腫れ、押すと痛みや抵抗がある場合、
オ血が考えられる。月経異常や女性特有の病気、
肝臓病などでみられる。
〔コラム〕 漢方医学は女性に支持されています!
女性の体は、毎月の月経を始め、思春期、妊娠、出産、更年期など、女性ホルモンの分泌が大きく変化し、体調や精神面に微妙な影響を及ぼします。
そして、月経痛や原因のはっきりしない冷えや肩こり、頭痛、イライラ感などの不快な症状を抱え込んでいる女性が非常に多いのが現状です。
このような症状は西洋医学では 『不定愁訴』 『自律神経失調症』 と分類され、対処療法のみや治療の必要すらないとされがちでした。
しかし、漢方医学は、こうした症状を得意な分野としており、婦人科系に漢方治療を取り入れる医師も増えています。
漢方薬局も、明るくオシャレで女性が利用しやすいものに変化しつつあり、日常生活にも気軽に取り入れやすくなっています。
より健康で快適な生活を営む為にも、『漢方医学』 を選択肢の1つに取り入れてみるのも良いでしょう。]]>
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