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カイロパパの日記
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カイロパパの仕事の事、日常生活

by kairopapa
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酸化人間にならない為に!

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※ 老廃物の意外な一面!

『尿酸』 と聞くと、痛風を思い浮かべ、つい厄介者扱いしてしまいます。しかし、近年...尿酸には強力な抗酸化作用がある事が分かり、注目されています。

そもそも尿酸とは遺伝子を構成する核酸 (プリン体) が代謝される時に出来る一種の老廃物です。尿酸は通常は血液中に溶けて運ばれ、尿や便によって体外に排泄されます。

それが、何らかの理由で増えたり、排泄が上手くいかなくなったりすると...結晶化して関節などに溜まり、痛風が引き起こされてしまいます。

この様な理由から、尿酸は、長年に渉って役に立たない厄介者扱いをされてきました。しかし、その尿酸が一重項酸素やヒドロキシラジカルに対して、自らの電子を1個渡し、その活性を消去する働きがある事が分かってきました!

そして酸化された後も、ビタミンCから電子を1個もらう事で復活し、再び抗酸化物質として働くという優れものです。


また、『ビリルビン』 も抗酸化物質として注目されています。ビリルビンは、寿命の過ぎた赤血球が破壊されて出る老廃物で、肝臓病に罹った際に黄疸を引き起こす原因にもなります。

しかし、アルブミンというタンパク質と協力する事で、抗酸化作用を発揮する事が判明しました!

一説には、出生直後の赤ちゃんに生理的な黄疸 (小児性黄疸) が起きるのは、出生時に発生する大量の活性酸素から身を守る為ともいわれています。

しかし、いくら抗酸化作用があるからといって、痛風や黄疸に成ってしまっては本末転倒です。何事もほどほどが大切です。

by kairopapa | 2011-05-14 05:04 | 日常生活