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頭痛て....何だ!?
2010年 07月 23日
Blogランキングに参加しています。 クリックしてもらえると嬉しいです。 ※ 頭痛は怖い! Ⅰ、善玉頭痛『機能性頭痛』 ☆ 頭痛患者の味方、 アスピリンの正体 今まで数限りない頭痛患者が、アスピリンで救われてきました。先ずこのアスピリンの素性を訪ねてみましょう。 大昔から、柳には解熱鎮痛作用がある事が知られていました。医学の父ヒポクラテスは、2300年前に『柳の皮を煎じて飲むと痛みが取れる』と書いています。 19世紀になると、柳から有効成分サリシンが抽出されました。そして1897年10月にはバイエル社のホフマンがリウマチによく効く事を見出し、アスピリンと名付けました。 以来100年間、この薬は世界中の頭痛患者から愛用されて続けています。アスピリンは非ステロイド性消炎鎮痛薬に分類され、 解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用、血小板凝集阻害作用などを有しています。この血小板に対する作用を応用して、脳梗塞や心筋梗塞の予防にアスピリンを飲んでいる人は多いようです。 同じように、片頭痛は血小板からセロトニンが遊離する事が原因でもあるので、アスピリンを少量(1日100㎎程度)飲むと片頭痛が起こり難くなります。 アスピリンの鎮痛作用の薬効システムは、痛みや炎症の元になるプロスタグランディンの生合成阻害作用によります。 プロスタグランディンは、①胃粘膜の血流増加②胃酸低下③粘液・重炭酸イオン分泌増加④細胞修復促進などの作用を併せ持っています。 これらの作用が抑えられると胃壁が荒れたり潰瘍ができます。異を痛めやすい患者さんは、消炎鎮痛薬と一緒に胃腸障害を抑える為に、H2(エッチツー)ブロッカー或いは胃粘膜保護薬を併用するようにしましょう。 アスピリンに限っていえば、喘息を起こす事があるので要注意です....また小児の場合は、発熱時に服用すると極稀にライ症候群という脳症を起こす可能性があります。
by kairopapa
| 2010-07-23 19:42
| 日常生活
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