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カイロパパの日記
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カイロパパの仕事の事、日常生活

by kairopapa
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タンパク質とアミノ酸

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※ アスパラギン酸

☆ 神経系を守り、スタミナをつける


アスパラギン酸は、アスパラギン酸アミノフェラーゼという酵素の働きで出来るアミノ酸です。豆類、特にモヤシのように発芽しかけた豆類や砂糖大根、砂糖キビなどに多く含まれます。

このアスパラギン酸とアンモニア、アデノイド三リン酸にアスパラギン合成酵素が作用すると、アスパラギンが合成されます。

叉逆に、アスパラギンに酵素が作用すると、アスパラギン酸に変化します。なお、アスパラギンという名は、最初にアスパラガスから発見された為に付けられた物です。

☆ 有害なアンモニアを体外に排出し、
                 神経系を守る


アスパラギン酸、アスパラギンには、タンパク質の合成に使われる以外に、尿の合成を促進する作用があります。

尿として排泄されるアンモニアは、体内で循環系に入ると毒性を発揮します。アスパラギン酸はこのアンモニアを体外に排除し、中枢神経系を守るのを助けます。また、神経伝達物質の原料にもなります。

☆ スタミナを付け、ミネラルを運ぶ

アスパラギン酸は、窒素代謝、エネルギー代謝に関与し、疲労に対する抵抗力を高めます。スポーツ選手がアスパラギン酸塩を摂取すると、スタミナが増す事が解っており、

スタミナ強化を謳ったドリンク剤にも用いられています。アスパラギン酸には、また、カリウム、マグネシウム、カルシウムを運ぶ作用があり、これらのミネラル補給剤として、アスパラギン酸塩が使われています。

更に、ある種のガン細胞には体内のアスパラギンを取り込んで勢いを保つ性質がある為、アスパラギンの供給を絶つ為に分解酵素が投与される事があります。
by kairopapa | 2010-05-07 19:24 | 日常生活